2018年10月24日

『007/サンダーボール作戦』

データ
『007/サンダーボール作戦』
THUNDERBALL
評価:☆☆☆☆☆・・・・・
年度:1965年
鑑賞:封切り時にスクリーンで鑑賞。その後1,2回ビデオ等で鑑賞。2018年BS/CSで再視聴。
監督:テレンス・ヤング
原作:イアン・フレミング
音楽:ジョン・バリー、モンティ・ノーマン
主題歌:トム・ジョーンズ
俳優:ショーン・コネリー クローディーヌ・オージェ アドルフォ・チェリ マルティーヌ・ベズウィック 
   ルチアナ・パルッツィ リク・ヴァン・ヌッター バーナード・リー ロイス・マクスウェル 
   デスモンド・リュウェリン フィリップ・ロック
製作国:イギリス
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『007/サンダーボール作戦』

Licensed by gettyimages
クローディーヌ・オージェさんとルチアナ・パルッツィさんが魅力的。パルッツィさん演じる美女は早めに死んでしまうのが残念。


コメント

前作『007 ゴールドフィンガー』に比べて展開のテンポが落ち、散漫・冗長になっているのが残念です。
ボンド・ガールや悪役にも前作ほどの魅力がありません。
主題歌も、トム・ジョーンズさん悪くはないけれど、やはりシャーリー・バッシーさんにはかないません。
ボンドのユーモアもやや低調。

それでもテレンス・ヤング監督らしく、どつき合いには迫力があります。
終盤の水中翼船内のアクションなど、お、ボンドほんまに殴られたんちゃう?と思ったことが2.3回ありましたから。

しかし今作の圧巻は何と言っても水中戦です。

公開された1965年の日本では、私も含め、人が水中に潜るといえば宇宙服のような潜水服しか思い浮かばなかった人が大半だったろうと思います。
ところが本作では、圧縮空気ボンベ2本を背にしょったスキューバダイバーが、敵味方入り多数入り乱れて戦闘を繰り広げるのです。
武器は水中銃とナイフ。ナイフは主にレギュレーターホース(空気が通る)を切断するのに使います。
本当に海で撮影しているのだぞと見せかけるアピールするために、タコやウツボやニシキエビ?まで登場させていますので、多少長々と続くきらいはあるものの、当時としてはもう息を飲むようなアクションシーンでした。
私も今は(いつまでたっても初心者マークながら)ダイバーのはしくれです。
改めてこのシーンを見ると、自分が海中で戦い、自分が溺れているかのようなリアル感がありました。
ショーンコネリーさんもずいぶん訓練したのだとわかります。

もし初めて観る方がおられましたら、上記の背景を頭の隅に入れ微細を逃さずしっかりご覧ください。




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Posted by gadogadojp at 10:00│Comments(0)映画
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