2019年05月24日

『E.T.』:ドリュー・バリモアさんの独壇場

データ
『E.T.』

評価:☆☆☆☆☆・・・・・
年度:1982年
鑑賞:封切り時にスクリーンで鑑賞。2019年BS/CSで再視聴。
監督:スティーヴン・スピルバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムス
俳優:ヘンリー・トーマス (エリオット) ドリュー・バリモア (ガーティ) 
   ロバート・マクノートン(マイケル)ディー・ウォーレス (メアリー) 
   ピーター・コヨーテ(キーズ) 
製作国:アメリカ
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『E.T.』:ドリュー・バリモアさんの独壇場

予告編より


コメント

私の評価は高くありません。
E.T.と子供たちとのやりとりなど好きなシーンはいくつもあり、音楽も良いのですが、物語自体に感動する要素が乏しいのです。
終わってみれば予定調和。
あれ?それならE.T.は逃げなくても良かったのでは?

すべての原因は、初見時の私の年齢(32歳)にあるのでしょう。
封切り時に大スクリーンで鑑賞したのですが、小学生の頃に親に連れられて見たディズニーの当たり障りない映画を思い出すばかり。
11歳年下の妻は今も心が動かされるようですから、私には遅すぎた映画なのでしょうね。

出だしは良かったのです。
(混線した記憶では軍隊の編み上げブーツと)保安官のごついキーホルダーのアップ。
E.T.は捕獲され、秘密裏に研究され、いつか廃棄されるのかと思わせる捜索の不気味さが感じられました。
ここまではハラハラしたのですが、どうやら官憲は見掛け倒しだった模様。

最大の不満は、E.T.。いえ、めちゃ可愛いんですけれど、でもしかしどう見ても全裸な上、素手で植物を採取する。
宇宙船が汚染される心配がない、という設定がどうにも納得できません。
幼児のような行動は、スピルバーグさんのエイリアン観の幼児性の現れではないのかと思いました。チョコに釣られるからこそ可愛いのですが、チョコに釣られるなら地球のペット並みではないのか、と感じました。
また、オトナたちの演技がどうも今一歩で残念でした。
32歳の限界なんでしょうね。


もちろんドリュー・バリモアさん(公開時で7歳)には驚かされました。
ドリュー・バリモア、E.T.と出会う!  
これが私にとって本作の総括です。



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Posted by gadogadojp at 10:00│Comments(0)映画
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