2018年09月24日
『アリス・イン・ワンダーランド』
データ
『アリス・イン・ワンダーランド』
評価:☆☆☆☆☆☆・・・・
年度:2010年
鑑賞:封切り時にスクリーンで鑑賞。
監督:ティム・バートン
原作:ルイス・キャロル
音楽:ダニー・エルフマン
俳優:ミア・ワシコウスカ(アリス) ジョニー・デップ(マッドハッター) ヘレナ・ボナム・カーター(赤の女王)
アン・ハサウェイ(白の女王) クリスピン・グローヴァー マット・ルーカス
声優:アラン・リックマン マイケル・シーン クリストファー・リー マイケル・ガフ
製作国:アメリカ
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本作は在庫一掃私の鑑賞記録(ログ付け)のための記事の一環です。昔書いたままの文章、短か過ぎるコメントや古い記憶に基づく記述の場合もありますのでご了承ください。再見の機会があれば、補足修正する可能性が高いです。

パンフレットより
コメント
封切り初日に『アリス・イン・ワンダーランド』をみてきました。
3Dにはさほどの関心はないのですが、
ティム・バートンとジョニー・デップのコンビ映画と聞けば、
行かずにはおれません。
『不思議の国のアリス』の後日譚になります。
アリスはもう少女ではありません。
『シザー・ハンズ』
『チャーリーとチョコレート工場』
『スウィーニー・トッド』
どれも好きなものですから。
結果、
3Dは目に悪い。
3Dの字幕は浮き上がって気持ち悪い。
ことが判明しました。
映画?
もちろんおもしろかったですよ、
こういうイルージョン、好きですから。
ジョニデはもちろんはまりすぎるほど達者でしたが、
白の女王が特にヘン、で収穫。
原作では一番好きなチェシャ猫が目立ってたし。
ただ、
二人のコンビで作る映画の主役/脇役は常に社会的には超マイナーな存在。
それは今回も同じ。
ですが、
マイナーをどう生きるか、
その生きづらさや、
マイナーゆえ、そんな自分ゆえに訪れる破滅が、
どこか観客に突き刺さったとげのように
見終わったあとも消えないのですが、
「アリス・イン・ワンダーランド」の主役はアリス。
アリスの物語はハッピーエンド。
そりゃあないだろ、
とは思いましたよ。
しかしジョニー・デップさん扮する帽子職人、
あるいは頭でっかちの赤の女王、
に焦点をあてて考えるなら、
この作品はハッピーエンドとは言えませんね。
帽子職人のキレ方は、
きっとずっとそのままだし、
とりわけ
自分の頭のでかさに劣等感を持ちすぎて、
(とてもヘンだけど)美人の妹に引け目を感じすぎて、
ひたすら残酷にふるまい、
家来にも「奇形」になることを要求した赤の女王の運命は、
うん、
ハッピーエンドじゃないね。
なんか無理して
アンハッピーに持ち込もうとしている私だ。

(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
『アリス・イン・ワンダーランド』
評価:☆☆☆☆☆☆・・・・
年度:2010年
鑑賞:封切り時にスクリーンで鑑賞。
監督:ティム・バートン
原作:ルイス・キャロル
音楽:ダニー・エルフマン
俳優:ミア・ワシコウスカ(アリス) ジョニー・デップ(マッドハッター) ヘレナ・ボナム・カーター(赤の女王)
アン・ハサウェイ(白の女王) クリスピン・グローヴァー マット・ルーカス
声優:アラン・リックマン マイケル・シーン クリストファー・リー マイケル・ガフ
製作国:アメリカ
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本作は
パンフレットより
コメント
封切り初日に『アリス・イン・ワンダーランド』をみてきました。
3Dにはさほどの関心はないのですが、
ティム・バートンとジョニー・デップのコンビ映画と聞けば、
行かずにはおれません。
『不思議の国のアリス』の後日譚になります。
アリスはもう少女ではありません。
『シザー・ハンズ』
『チャーリーとチョコレート工場』
『スウィーニー・トッド』
どれも好きなものですから。
結果、
3Dは目に悪い。
3Dの字幕は浮き上がって気持ち悪い。
ことが判明しました。
映画?
もちろんおもしろかったですよ、
こういうイルージョン、好きですから。
ジョニデはもちろんはまりすぎるほど達者でしたが、
白の女王が特にヘン、で収穫。
原作では一番好きなチェシャ猫が目立ってたし。
ただ、
二人のコンビで作る映画の主役/脇役は常に社会的には超マイナーな存在。
それは今回も同じ。
ですが、
マイナーをどう生きるか、
その生きづらさや、
マイナーゆえ、そんな自分ゆえに訪れる破滅が、
どこか観客に突き刺さったとげのように
見終わったあとも消えないのですが、
「アリス・イン・ワンダーランド」の主役はアリス。
アリスの物語はハッピーエンド。
そりゃあないだろ、
とは思いましたよ。
しかしジョニー・デップさん扮する帽子職人、
あるいは頭でっかちの赤の女王、
に焦点をあてて考えるなら、
この作品はハッピーエンドとは言えませんね。
帽子職人のキレ方は、
きっとずっとそのままだし、
とりわけ
自分の頭のでかさに劣等感を持ちすぎて、
(とてもヘンだけど)美人の妹に引け目を感じすぎて、
ひたすら残酷にふるまい、
家来にも「奇形」になることを要求した赤の女王の運命は、
うん、
ハッピーエンドじゃないね。
なんか無理して
アンハッピーに持ち込もうとしている私だ。

(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
Posted by gadogadojp at 10:00│Comments(0)
│映画
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